こんにちは、現在第一子妊娠中のはむえっぐ妻です。
妊娠と聞くと思い浮かぶマイナートラブルの一つとして「悪阻(つわり)」がありますよね。
そもそもつわりってどんな症状なのでしょうか。
今回は、つわりに関する紹介とはむえっぐ妻の体験談・対処方法を載せていきます。
この記事でわかること
・つわりの開始時期
・つわりのピーク、いつまで?
・つわりの症状
・つわりは遺伝するのか?
・つわり体験記・対処法
悪阻(つわり)とは?
つわりの開始時期
早い人では妊娠5週頃~つわりが始まると言われています。
これはつまり、最終月経から数えて5週目なので「あれ、次の生理が来ない…?」と妊娠を疑い出す頃から始まるということですね。
つわりのピークは?いつまで続くの?
妊娠8~11週頃がつわりのピークと言われ、12~16週でほぼ落ち着く妊婦さんが多いようです。
16週の妊娠5か月目に入った段階でいわゆる「安定期」を迎えますので、妊娠に気付いた頃から数か月はつわりと戦っている妊婦さんが多いということですね。
どんな症状?
一般的に50~80%の妊婦さんが経験すると言われているつわり。全く普段と変わらず過ごせる方もいるようです。
つわりの症状も人それぞれですが、代表的なものは以下のものになります。
- 気持ち悪さ
・吐きつわり
ひどい吐き気で食べても吐き戻してしまう症状。あまりにもひどい場合、脱水症状を避けるため入院して点滴をする等の処置がとられる場合もあります。
・食べつわり
常に何かを食べていないと吐いてしまう、空腹感を感じると気持ちが悪くなるといった症状です。朝は血糖値が下がっているため、起床時に気持ち悪くなる人も多いようです。
・匂いつわり
妊娠前は気にならなかったのに、妊娠してからある特定の匂いが気になるということがあります。
よく聞くのが「ご飯が炊ける匂いがダメになった」とか柔軟剤の匂いなどもダメになるなど、不快な匂いだけではなく生活臭も受け付けなくなる人がいるようです。
- 体調の変化
・体が熱っぽくなる
何だか微熱があるような、体が火照ってだるく感じる人もいるようです。
妊娠を維持するために女性ホルモン(プロゲステロン)の分泌が増え基礎体温が高くなるため、体の火照りやだるさを感じます。
・頭痛
ホルモンバランスの急激な変化により脳の血管が広がりやすくなり、偏頭痛が起きやすくなると言われています。
・眠い
妊娠中はとにかく眠かったという先輩ママさんが多く、これも女性ホルモンの影響のようです。
まだ産休に入るには早い時期なので、眠気と戦いながらの仕事…妊婦さんの体調変化は本当に大変なものです。
- メンタルの変化
・食嗜好の変化
妊娠したら急にジャンクフードばかり食べたくなった、という話を聞いたことがありますか?
この食嗜好の変化も妊娠期のつわりの一種です。
・急に涙が出る、怒りっぽくなる
妊娠によるホルモンバランスの影響や、体調の変化に自身の心がついていけず感情の起伏が激しくなる妊婦さんも多いようです。旦那さんをはじめ、周囲の人でフォローしてあげてくださいね。
つわり体質は遺伝しない?
つわりはホルモンバランスが影響しているともいわれていますが、実際のところそのメカニズムは解明されていないみたいですね。
親族の体質が遺伝することもなく、あくまでも個人差があるようです。
私の母はつわりが全くなかったようです。羨ましい・・・。
先に妊娠・出産を経験した姉はレモンのお菓子など、爽やかなものを口にしたくなった程度と言っていました。
症状は本当に人それぞれだと思いますので、自分自身に合った対処法を見付けて何とか乗り切っていくことが大切かと思います。
ただ、無理はせず症状がひどいときにはかかりつけの産婦人科に早めに相談をしてくださいね。
私のつわり体験記
妊娠に気付くきっかけとなったつわり
私のつわりもちょうど妊娠5週目頃から始まっていたと思います。毎朝計測していた基礎体温が下がらず、生理も来ていない。
そして何だか常に車酔いをしているような胸やけ感。これはもしや…?というのが妊娠に気付いたきっかけでした。
妊娠5週の赤ちゃんの大きさってどのくらいだと思いますか?
実は、まだ米粒くらいの大きさ!!米粒大の赤ちゃんが母体に及ぼす影響力の凄さに驚いた記憶があります。
どんな症状だった?
- とにかく気持ちが悪くて食欲がわかない
私の場合、基本的に常に車酔いのような胸やけがありました。
起きてから午前中まではまだマシでしたが、夕方から夜にかけて吐き気がひどくなることがほとんどで帰宅時の電車や夕飯時は本当にしんどかったですね。
出社して仕事をしている方がまだ気が紛れて気持ち悪さも軽減していたように感じます。
家で横になったりのんびり過ごそうとすると逆にその気持ち悪さを強く意識してしまい、余計に吐き気がひどくなっていたため休日も気分転換にお散歩をするなどして過ごしました。
その際に食べられそうなものがあれば口にする、といった生活を3か月ほど続け、何とかつわり期間を乗り越えました。
自分自身食欲がわかないので、つわり期間中はほとんど料理が出来なかったです。
旦那さんには自力で夕飯を作ってもらい、一人で食事を済ませてもらう生活でした。
ただ、その匂いで吐き気を催すこともあったため、その間は換気扇をガンガンに回し私は別室に避難。匂いつわりにならないようにとにかく気を付けていました。
- 匂いに敏感になった
まず驚いたのが、これまで感じたことがないくらい旦那の匂いを強烈に感じるようになり一時はそれを不快に思ったほど…
旦那の方は特に変わらない生活をしていたため急激に体臭・口臭がきつくなったわけではないと思いますが、私の方が劇的に匂いセンサーが働くようになってしまいました…。
旦那は在宅で仕事をしており、寝室兼仕事部屋になっていたため、寝る際にこもった旦那の匂いに耐え切れないことがあり消臭剤を置いたりしょっちゅう換気をしていました。
これがずっと続いたら結婚生活維持できるのか?と不安になりましたが、つわりが治まると自然と匂いも気にならなくなりひとまずホッとしました(笑)
ちなみに旦那さんは地味に傷ついていたようです。あの時はどうしようもなかった!ごめんね!
また、電車内で香水の匂いやタバコの匂いをまとった人が近くにいると本当に辛かったです。優先席に座っていても隣にそういう方が来ることもあったので、失礼とは思いながらどうしようもなくハンカチで鼻を押さえたりしていました。
- だるかった
妊娠したかも?と思い始めた頃から何だか体が火照ってぼ~っとする感じはありました。ただ、眠気等はなく朝方が特に体のだるさのピークで、起きてしまえばそこからは割とシャキッと動けていた方だと思います。
- 食の嗜好が日々変わった
昨日は食べられたのに今日は見ただけで気持ちが悪い…というものもありました。極端な例で言うと私は「酢飯」です(笑)
まともに食べられない日が続いていましたが、ある日急に「今日は酢飯なら食べられる気がする!」と思い冷凍ご飯にかんたん酢をガバガバかけて平らげた日がありました。何だかさっぱりしておいしく感じたんですよね。
なのに、次の日には3口ほどで吐き気がひどくなり、食べられなくなってしまいました。さらに翌日には酢飯のことを想像するだけで吐き気が…
目まぐるしく変わる食嗜好、体調の変化で日々「今日は何なら食べられるだろう…」と模索していました。
つわり時期の対策
- 食べ物
私がつわり期にお世話になっていたものをご紹介します!
日々食べたい物が変化していたと書きましたが、これらは基本的にそういった変化に影響されることなkう食べられていたものでつわり期間の強い味方でした。
・フルーツ(特にキウイ、パイン)
普段はフルーツは高くてあまり買わないのですが、つわり期間中はキウイ、パインは常備していました。
キウイの酸味はさっぱりとしていて気持ち悪さが少し軽減するような気がしましたし、パインもジューシーで食べやすく夕飯はこれだけで十分、ということも多かったです。
・スムージードリンク
実家の母が心配して大量に送ってくれたものですが、スムージードリンクにも助けられました。
つわり期間は栄養バランスが偏っていたので、ビタミン類を補給できるドリンクは心強い味方ですよね。
今は各メーカーから色んな種類のドリンクが出ていますので、自分に合ったものを選ぶとよいと思います。
- ツボ押し
内関(ないかん)というツボをご存知でしょうか。
手首のしわから指3本分下の位置にあるツボで、胃腸などの消化器官に働くツボと言われています。
ここを反対側の手でぐりぐりと押してあげると効果的です。
私も吐き気がひどくなった際にやっていましたが、症状が少し軽減したように感じました。
まとめ
しんどいのは赤ちゃんが元気に育っている証拠
しんどくて堪らず、こんなにしんどいならもう2人目は無理…とすら思っていたつわり期間。
その当時、辛いときにはよく「今、自分が気持ち悪いのは赤ちゃんが元気に育ってくれている証拠だ」と思って自分を励まして過ごしていました。
流産などの何らかの異変があった場合、急につわりの症状がなくなって気付くこともあるようです。
でも、現在つわり期間を迎えているママさんにとっては本当にしんどい時期ですよね…。
まずは無理をせず過ごしていただき、「つわりがあるのは赤ちゃんの成長の証」と思って何とか乗り切ってもらえたらと思います!
出産・育児期間の中でつわりは一瞬
また、先輩ママである友人は「つわり期間も過ぎてみれば一瞬だよ~、そのあとも色々大変だから(笑)」と言っていました。
その言葉を聞いた時に、この辛いつわり期間を一瞬だと思えるほどこの後待ち構えている出産・育児は大変なんだなあ、と思いここで弱音を吐いてはいられない!と自分を鼓舞することが出来ました。
喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよくいうもので、確かに今は過ぎてみればつわり期間も一瞬だったなあと思える自分がいます。
お産を乗り越えればさらにまた強く思うのでしょうね。
つわり中の妊婦さんに思いやりを
色々書いたつわりの記事ですが、世のママさんはこれをみんな乗り越えて出産・育児をしているのかと思うと全ママさんに対して尊敬の念を覚えます。お腹の中で赤ちゃんを育てるって、想像以上に母体に色んなな変化が起きるんですね。
この記事を読んでくださった方には、今つわりで苦しんでいるママさんに対して少しでも思いやりの気持ちをもって接していただくきっかけになれば嬉しいです。