この記事では、筆者の体験を交え下記を紹介しています。
・妊娠時の体重増加の目安
・胎児の発育曲線
・出生時の体重を決める因子
こんにちは、33週目を迎えたはむえっぐ妻です。
過去から順を追って投稿できればいいのですが、リアルタイムで進行していることも載せたいので急に週数が飛んだり過去に遡ったりすることもあると思いますがご容赦ください(__)
この間の検診で言われたこと。
はむえっぐさんの赤ちゃんは少し大きめだね?
自分自身の体重は33週で+6.5㎏。
そんなに増えているわけではありません。
ちなみに、日本産婦人科学会が推奨する妊娠中の体重増加指導目安は以下になっています。
妊娠前の体格 | BMI | 体重増加の目安 |
低体重(やせ) | 18.5未満 | 12~15㎏ |
普通体重 | 18.5以上25.0未満 | 10~13㎏ |
肥満(1度) | 25.0以上30.0未満 | 7~10㎏ |
肥満(2度以上) | 30.0以上 | 個別対応(上限5㎏までが目安) |
※BMI:体重(㎏)÷(身長(m)×身長(m))
私は妊娠前のBMIが普通体重の範囲だったので、13kgくらいまでの体重増加が目安ですね。
9か月目でまだその半分の6.5㎏なので、逆に少ないくらいです。
それなのになぜ赤ちゃんはすくすくと育つのか?
そんなに大きくならなくていいよ・・・!?と思う母(私)の心とは裏腹に、お陰様でお子はどんどん大きくなってくれているのでこの機会に助産師さんに色々教えて頂きました!
そもそも胎児の体重ってどうやって分かるの?
エコー画像からわかること
この時期になると、2週間に一回の検診時に腹部のエコー検査で下記のような数値(サイズ)を測定してもらいます。
- BPD:頭の大きさ。頭部の最大横径。
- CC:胸の周りの長さ
- CRL:胎児の頭からお尻までの長さ
- FL:大腿骨の長さ(太もものつけ根から膝まで)
- AC:胎児のおなかの周囲の長さ
- APTD:お腹の厚み
- TTD:お腹の左右の幅
などなど。
エコー画像からこれらを測定し、その数値を「胎児体重推定式」という計算式に当てはめることで推定される体重を算出します。
EFLが推定児体重に当たります。
エコーされながらモニターを眺めていると、自動計算でぱっと出ているので便利ですね~!
胎児発育曲線とは
上記の推定体重を基に、週数に応じて標準の体重範囲をグラフ化したものが「胎児発育曲線」になります。
私の場合、つわりで食べることが出来なかった期間にもその発育曲線から逸脱することなく赤ちゃんはすくすくと育ち、安定期に入ったころから範囲の上限付近で体重増加を続けるようになりました。
あまり大きいと出産が大変そう…2,800gくらいで産みたい…!!
赤ちゃんの体重が増加する要因はどういったものが考えられるでしょうか。
胎児が大きくなる要因
ママの妊娠糖尿病
妊婦健診のたびにママは採尿をして検査をしています。この検査項目の一つに「尿糖検査」があります。
この尿糖がプラスの場合、妊娠糖尿病が疑われます。
他にも、妊娠25週頃に行う血糖のスクリーニング検査でも妊娠糖尿病を検査します。
妊娠糖尿病についてはまた後日まとめますね。
簡単に説明すると、妊娠中に血糖値のコントロールがうまくできなくなることで様々な合併症を引き起こす疾患です。
処理できなかった糖が尿中に排泄されることで尿糖が+になるのです。
ママが妊娠糖尿病だと巨大児が生まれるリスクが高くなります。
今回、私は尿糖もマイナス、スクリーニング検査も問題なかったことから妊娠糖尿病が要因ではないと判断されました。
遺伝
パパ、ママの出生時の体重が遺伝し、似通った数字まで大きくなることも多いようです。
はむえっぐ家の場合、
・パパ:約3,600g
・ママ:約2,800g
なので順調にパパのサイズに近づいている・・・!?
※全く異なる場合も多く、あくまでも個人差があるようです。
誤差も大きい
ただ、ここまで色々書きましたが検診時の推定体重はあくまでも目安で誤差がおおよそ±10%の範囲であるようです。
助産師さん曰く、やはりズレがあることはざらにあるそうで、3,000g超えていると言われ覚悟していたら2,800gだったとかそんな事例も数多くあるとのことでした。
はむえっぐ家の赤ちゃんは果たして何gで生まれてくるのか・・・!?
今からドキドキですが、現段階では特に問題ではなさそうなのであまり気にしすぎず、とにかく健康にすくすくと育ってくれることだけ願って日々過ごします!