生理不順に漢方は効くのか?

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東京在住|アラサー夫婦|多嚢胞性卵巣症候群と診断された妻が、不妊治療を経て妊娠・出産に至るまでの夫婦の歩みをお届けするブログです。 管理栄養士の資格を持つ妻からの子育ておすすめレシピもご紹介予定!

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皆さんは漢方にどんなイメージを持っていますか?

私はとにかく、「地道に飲まないと効果が出ない面倒なもの」というイメージでした。
確かに、それは間違いありません。

しかし、半信半疑ながらも地道に服用することで生理不順が改善し、様々な効果がありましたのでこの記事で紹介させていただきます。

※効果・効能には個人差がありますのであくまでも個人的な感想です。

この記事では、生理不順に対する治療として処方された「当帰芍薬散」の効果についてまとめています。

服用前の私「生理が来ない…」「生理痛つらい…」

生理が定期的に来ない

まず、私は稀発月経という月経周期が39日以上3ヵ月以内のタイプでした。
ちなみに、月経不順には他にもこんなタイプがあります。

  • 月経と思っていた出血が、実は排卵が無い出血(無排卵周期)
  • 無月経(3か月以上生理がなく、薬を服用しなければ生理が発来しない)
  • 月経周期が39日以上3ヵ月以内の稀発月経

私の治療前の生理周期を振り返ってみると、
・36日
・45日
・37日
・42日
・47日・・・
とかなりバラバラで、来ない時は50日以上空くこともありました。

それまでは「生理が来ないから楽でいいや」とさえ思っていたずぼらな私…。
漢方のように地道に毎日飲み続けるような処方薬はとても向かないタイプでした。

続く生理・辛い生理痛

かなり赤裸々な話をしますが、服用前は少量でだらだらと日数が続くタイプだった私。
2日目は生理痛もあり、腹痛や腰痛に悩まされていました。

夏場でも腹巻をしたりホッカイロを貼るなんてこともしばしば。
鎮痛剤は常に持ち歩いていました。

なので、逆に生理の頻度が少なくてラッキーなんて思っていたくらいです(笑)

服用のきっかけ

そんな私が一念発起して治療に臨むことになったのは、結婚を機に受診した産婦人科で「多嚢胞性卵巣症候群」の診断を受け不妊の可能性を示唆されたことがきっかけでした。

その話はこちらをご覧ください。

不妊治療の一環で始まった「生理不順」という体質の改善。

スタート時すでに30代に突入していましたので、治療を長引かせずに何とか体質改善して妊娠したい!という強い思い、焦りがあったので毎日の服用も乗り越えられたのだと思います。

当帰芍薬散とは

ここからは私が服用していた「当帰芍薬散」についてお話します。

「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」は、足腰が冷える方、生理不順がある方など一般的に女性の悩み(月経異常や冷え症など)がある方におすすめの医薬品です。
当帰芍薬散は、全身に大切な栄養素を与え、血行を良くするのと同時に、水分代謝を整えることで余分な水分を体からとり除いて、足腰の冷え症や生理不順を改善します。(出典:クラシエの漢方)

服用方法に関しては下記の通りです。

・1日2回、朝夕に食前に服用
・顆粒タイプ
・けっこう苦い

※メーカーによって1日3回服用や錠剤タイプもあるようですね。

ちなみに、市販でも多くの種類が販売されていますが産婦人科で処方してもらえば保険適用になりますので、安心安全・費用面を考え婦人科を受診されるのがお勧めです。

慣れれば多少マシにはなったのですが、苦さがどうしても気になったので私は服用後にお口直しが必要でした。

当帰芍薬散の効果

地道に朝晩の服用を続けた結果、3か月目あたりから生理周期が整いました。
32日、29日、30日…といった感じです。
ちゃんと来るようになったな~という安心感がありました。

そして何より変化したのが、日数・量の変化です。
今まで少量でダラダラと続いていたのが、きちんとした量で来るようになりましたので、結果的に日数も少なくなりました。

これはかなり楽!

生理痛も軽くなりました。
腰痛は多少ありますが、腹痛に悩まされることがなくなったため、暑い時期なのに腹巻やホッカイロで蒸れ蒸れ~ということがなくなりその点も非常によかったです。

地道に飲み続けて効果が出てくると嬉しいですよね。

まとめ

すぐに効果が出るものではないので「いずれ効いてくる…!!と信じて飲み続けることが大切です。
そうはいっても忘れてしまうこともあると思うので、その次の回からきちんとまた服用しましょう。

効果・効能には個人差があると思いますが、生理不順でお悩みの方が受診されるきっかけになれば幸いです。

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